CAP景観図


Computer Aided Perspectiveの略称で、コンピュータを利用した中心投影法による透視図でCGの一種です。コンピュータに計画構造物及び、周辺風景の主要点の三次元データを入力しワイヤーフレーム画で出力したものをいいます。三次元データを利用しているため、正確に表現できます。またデータ入力後の変更・修正・視点変更等に優れ、現在の土木CGで制作されるパースに比べ短時間で精密描写が出来、かつ入力が簡易で経済的に優れた対応ができます。

このワイヤーフレーム画をもとに計画構造物及び周辺風景の見える所だけを人の手で描き起こしたものをCAP線画といいます。
CAP線画を元にペイントソフトで着色したものをCAP CGカラーパース、写真上に計画構造物のCAP線画を合成しペイントソフトで着色したものをCGフォトモンタージュといいます。
これらを総称してCAP景観図といいます。
(ペイントソフトは主にPhotoshopを使用)

CAP景観図は手描きパースや、すべて3DCGで制作されたパースと違い、写真とコンピュータと人の手を介在することで視覚性現実性・正確性に富み、また変更・修正等の操作性・経済性等にトータルで優れています 。景観設計・デザインの良否の検討に専門家から一般の人々までわかりやすく説得力のある判断材料として、CAP景観図は最適です。
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